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屋根工事の種類と屋根工事中に知っておきたい知識とは?
コラム
こんにちは。静岡県磐田市で4度塗りの外壁塗装、屋根塗装を行っております壁塗さんです。いつもこの書き出しで始まっておりますが、その中の綴っている屋根塗装とは、屋根工事の中の1つの方法です。
弊社では、屋根工事についてももちろん対応しておりますので、今回は、屋根工事の内容や、屋根工事に類似する工事について紹介いたします。
屋根工事は、29種類ある建設業の中の1つで「専門工事」に分類されております。
そもそも、屋根工事とは
屋根工事とは、瓦・スレート・金属板などの屋根を葺く工事のことを指します。
屋根工事には、以下のような効果が期待できます。
① 雨漏り防止
② 家を長持ちさせる
③ 家のイメージを変えられる
まず期待できるのが、雨漏りの防止です。(雨漏り修理の方法の1つでもあります。)
屋根の悩みで1番多い雨漏りは、屋根本体や板金の修繕工事をすることで防ぐことができます。
また、屋根工事は家の耐久性(長持ち)にも密接に関係しております。
屋根は、雨風やホコリ、雪などによって常にダメージが蓄積されていきます。そのため、新築またはリフォーム工事時の仕上がりが非常に重要となります。
屋根工事をしっかりと行っておくことで、家のダメージが抑制されます。
出典:国土交通省「業種区分、建設工事の内容、例示、区分の考え方(H29.11.10改正)」
https://www.mlit.go.jp/common/001209751.pdf
屋根工事は8種類
屋根工事の種類
屋根工事には主に以下の8種類に分けられます。
・葺き替え工事
・葺き直し工事
・重ね葺き工事(カバー工法)
・塗装工事
・屋根材の修繕工事
・漆喰補修/交換工事
・棟板金(むねばんきん)交換工事
・雨樋修理/交換工事
8種類の屋根工事には以下のような特徴があります。
葺き替え工事
屋根全体を交換する(葺き替える)工事のことを指します。
表面の屋根材を全て撤去し、屋根下地の交換・補修を行い、新しい屋根材を葺きます。
屋根工事として最も大規模なものとなり、屋根のトラブルを根本的に解決可能です。
葺き直し工事
下地の全体を補修・交換する工事で、瓦屋根のみ施工が可能な工事となります。
重ね葺き工事(カバー工法)
既存の屋根の上から、新しい屋根を重ねる(張る)工事のことです。
既存の屋根を撤去しない分、材料費や工費などのコストが削減となるため、上記の工事に比べ安価となります。
塗装工事
屋根の塗装を塗り替える工事です。
主に、屋根の見た目の回復や、既存の薬剤効果を追加するために行います。
現在では、遮熱効果のある塗料や、機能性の高い塗料もあります。
屋根材の修繕工事
屋根材の一部を修繕もしくは、差し替える工事です。
傷んだところを部分的に修繕することで、屋根や建物本体の寿命を延ばすことにつながります。
漆喰補修/交換工事
瓦の接着用粘土である漆喰(しっくい)を塗り直す(詰め直す)工事です。
古くなった漆喰を撤去し、新しいものに塗り替えます。
漆喰は年月の経過により傷んでしまうので、定期的な塗り替えが必要です。
棟板金交換工事
屋根の頂上にある棟板金を交換する工事です。
棟板金は屋根の他の部分に比べて傷みやすいため、この部分だけ交換する場合もよくあります。スレート屋根や金属屋根が対象です。
雨樋修理/交換工事
雨樋の修理や交換を行う工事です。
雨樋の詰まりを解消したり、壊れた雨樋を交換したりします。
雨樋が壊れたままだと雨水が屋内に侵入し、家全体の寿命に影響してしまいます。
定期的な点検を行い、必要に応じて修理や交換を行いましょう。
まとめ
屋根を長持ちさせるために必要な工事
屋根工事は、屋根自体はもちろん、家全体を長持ちさせるために必要な工事です。
経年劣化によって、どうしても傷んでしまうため、屋根工事は定期的に行われます。
まずは、今現在の屋根の状況を正確に把握するために「屋根点検」を実施することをお勧めします。壁塗さんでは、屋根工事、屋根塗装はもちろん、屋根の無料点検も行っておりますので「家の屋根、どんな状況なのだろう…?」と気になった方がいらっしゃれば、こちらから営業はございませんので、お気軽に無料点検をお問合せください。
監修者情報
公開日:2023年10月11日