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サイディングボードの塗装は必要?今では70%の住宅がサイディングボードです。
コラム
こんにちは。静岡県磐田市で4度塗りの外壁塗装、屋根塗装を行っております壁塗さんです。
いつも弊社ブログをお読みいただきまして、誠にありがとうございます。本日は昨今の戸建て住宅の70%が仕様している「サイディング(ボード)」といわれる建材についてご紹介いたします。
サイディングボード・サイディング塗装についての知識
サイディングとは、外壁に張る板状のタイプの外壁材の総称であり、「金属系」「窯業系」「木質系」の3種類に分かれます。
すでに多くの住宅に使用されており、その美観と耐久性から、多くの人に選ばれています。サイディング塗装についての知識をご紹介します。
①サイディングの目的
サイディング塗装の主な目的は、外観の美しさを保つことです。 経年劣化によりサイディングの色褪せや傷を塗装により修復し、新品のような状態を取り戻すことができます。また、サイディングボードのつなぎ目のシーリング材やガスケット(金属やゴムなどで作られたシール材)は外壁の中への侵入を防ぎ、防水性を高め、サイディングの寿命を延ばす効果もあります。
②塗装のタイミング
サイディングの塗装は、色褪せや傷、チョーキングと言われるような症状が目立つようになった時に行います。(詳しくはこちらに記載しております。)
また、サイディングにひび割れやカビ・コケの発生など腐食が見られる場合も塗装のタイミングと考えられます。状態に応じて塗装の必要性を検討するべきですが、まずは点検してもらい、正しく状況を見てもらった方がいいと考えます。
③塗装の手順
サイディング塗装の手順は以下の通りです。
準備作業:塗装する前に、足場設置及び養生シートの設置を行い、高圧洗浄により、サイディングを洗浄して汚れやカビを取り除きます。また、剥がれた塗料や傷が付いた下地部分のコーキング処理を行い、修復します。
下塗り:下地を整えるために、プライマーを塗ります。これによって塗料の密着性が対処し、耐久性が向上します。
プライマーとは英語で「最初の」という意味から、最初に塗る塗料になります。簡単に記載すると下地と上塗りの塗料材の接着材の役割になります。
中塗り:下塗りが完全に乾いた後は、中塗りを行い、 塗料を均等に塗布し美しい仕上がりはもちろん、塗料の機能を長持ちさせるために中塗りを行います。
※一般的に中塗りには上塗りと同じ塗料を仕様することから、中塗り・上塗りと分けず、上塗り2回とする会社もあります。
上塗り:最後に仕上げの上塗りを行います。中塗りでは塗り切れなかったムラや、塗り残しをカバーし、きれいに仕上げます。選んだ色や塗料によって、外観の印象が大きく変わります。
※弊社では更にもう一度塗り、4度塗りで最高品質の塗装を施します。
④塗料の選択
サイディング塗装には適切な塗料を選ぶことが重要です。耐久性や耐候性に優れた塗料を選ぶことが必要となります。とはいえ、塗料の種類だけでも何種類もあり、かつ各塗料メーカーも何社もあるわけですから、単純計算で何十種類、100種類の塗料から選択しないといけません。
さらに、そこに色まで入ってくるわけですからなかなか決められないですよね。塗料についてはこちらをご覧ください(タップ)。
⑤専門業者の選択
サイディング塗装は専門的な知識と技術が重要になる作業です。特に、塗装業者を選ぶ際には、経験豊富な専門業者を選定する必要があり、複数の業者から見積もりを取り、サービス内容や費用を比較して、信用できる業者を選びましょう。
サイディング塗装はご自宅の外観を新築同様に美しく蘇らせ、サイディングの寿命=自宅の寿命を延ばすことにつながる重要なメンテナンスです。
塗装にまつわることは、どんな些細なことでも構いません!お気軽に壁塗さんまでご相談ください!
監修者情報
公開日:2023年10月11日